「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」を読んだ感想

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■暮らし

今日は「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」を実際に読んで感じたパンダの感想を話すよ

僕自身最近FIREという言葉をよく聞くようになって興味があったので読んでみました

その中でもこの本は特に資産形成についてわかりやすく書かれているので

FIREに興味があって資産形成を始めようと思っているけど何から始めたらいいのかわからないといった方にはおすすめです!

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本の概要

まずこの本のメインメッセージは

高配当株に投資しろ!!!!

ということです。

この本の筆者は高配当株や連続増配株に投資をし続けてFIREをされた方なので、

その辺りを実際の経験も交えながら書かれています。

おすすめの高配当株

この本の中では実際に筆者がおすすめの高配当株を紹介しています!

それは日本株ではなく、米国株の高配当株、連続増配株です!

理由としては

  • 米国の主要企業には収益率の高さと確固たる増配実績があるから
  • 米国株は資本主義の果実を享受するに最適だから
  • 株主還元に対する積極的な姿勢

これらについてもう少し詳しく解説していきます

米国の主要企業には収益率の高さと確固たる増配実績があるから

収益力とは効率的に利益を創出する力、つまり稼ぐ力のことであり、増配とは配当を増やすことです。

配当は主に利益を源泉とするので稼ぐ力が高くなければ配当を増やす潜在的な力はないということです。

日本の全産業の営業利益率は4.3%

これに対して米国主要企業の営業利益率は

  • アトリアグループ:50.2%
  • アッヴィ:32.1%
  • デュークエナジー:23.1%
  • ジョンソンエンドジョンソン:24.5%
  • ベライゾンコミュニケーション:22.3%

これらは営業利益率が高く出やすい産業、出にくい産業が存在するので、異なる業種から抽出しています。

これらからわかるように、米国の主要企業の営業利益率は日本企業平均の5倍以上あることがわかります。

米国株は資本主義の果実を享受するに最適だから

このグラフからも分かる通り、米国株は秋rかあに右肩上がりを続けています。

2000年台初頭にITバブル崩壊、2008年リーマンショック、2020年コロナショックなどの一時的な下落はあるものの、長期的に見れば一貫して右肩上がりを継続しているのです。

株主還元に対する積極的な姿勢

米国企業の株主還元は日本と比べると明らかに積極的です。

日本企業であれば、商社株や金融株は配当が高く、その中でも累進配当政策(減配しない配当政策)を掲げる企業もありますが、実際に業績が悪くなると、普通に減配などをして株主を裏切ります。

それとは対照的に、米国企業はたとえ短期的には減益となっても、減配に至らなケースが多くみられます

読んだ率直な感想

FIREを目指すための本としてはとてもわかりやすくていいと思います。

いろんな本を読んで思ったのが、具体的に「これをしましょう!」という行動ベースの情報があまり書いておらず、「あの方法も正しい」「この方法も正しい」「最終的には自分がやりたいやつを選んでね」という語り口が多いと感じていました。

この本は投資の中でも高配当株に特化しているにで、その上ではとても読みやすかったです。

私はこれまで高配当株投資をしてきたことがなく、投資信託の積み立てや、キャピタルゲイン目当ての個別株ばかりでしたが、この本を読んで高配当米国株投資を少しだけしたくなってきましたね。

僕がやっている積立投資は配当はそのまま再投資に回されるように設定してありますが、実際に配当をもらったことがありません。

持ってるだけでは損もしませんが、利益も出ないのでいつ売るかはとても難しい判断です。

ですが、高配当銘柄であれば、持っている量を増やせば増やすほどその分もらえる配当も増えますし投資信託のような信託報酬もございません。

配当があれば、会社からの給料以外に安定した収入源を確保することなので、会社は辞めてもいいし、辞めずに働くという選ぶ権利が与えられます。

安定したキャッシュフローはキャピタルゲインほどのインパクトはありませんが、それでも配当の安定性は心の平穏にもつながります。

結論:僕は高配当株には投資しません

結論米国高配当株に投資するのはとてもおすすめです!ということをいろんな肉付けをしながら書かれた本でした。

ですが、私自身は高配当株よりも値上がりえきの期待できる銘柄に投資する方が好きなので、引き続き投資信託への積立と個別株への投資を継続していきます。

ただ高配当株は確実に新しいキャッシュフローを生み出してくれるのでそういうのが好きな方にはおすすめです。

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