大企業とメガベンチャーとベンチャー企業の違い

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自己紹介

僕は新卒で大手証券会社に入社し、そこで2年間営業と総務を経験しました

2社目は打って変わって、社員数10人くらいの個別指導塾に入社します。ちなみにここでは半年間しか働いていません

3社目は社員数500人くらいのメガベンチャーに入社し、映像制作をしています

僕はまだ新卒から6年目ですが、規模が大きく違う会社を既に3社経験しています。

当時は僕なりに色々考えた結果の転職だったのですが、今では訳分からんキャリアになっていますw

そんな僕ですが、これだけ規模の違う会社をそれぞれ経験してきて、それぞれの会社の規模の特徴の違いを感じました

そこで今回はベンチャー企業・メガベンチャー企業・大企業のそれぞれの特徴をご紹介しながら、僕なりのおすすめを最後に紹介したいと思います

まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう

そもそも大企業とメガベンチャーとベンチャーをどう違うの?

これは単純に社員数で分けることはできませんし、売上で分けることもできません

そこでGougle先生で調べたところ、

大企業:大企業は長い歴史があるため、組織の体制や社内のルールが明確になっている企業が多いです。

メガベンチャー:元ベンチャー企業で大企業に比べて体制やルールが明確でなかったり、頻繁に変わることもあります。創業してからまだ10数年しかたっておらず比較的急成長してきており、企業規模は大きい

ベンチャー企業:創業してから間も無く、企業規模もまだ小さく、社員数も少ない。会社の制度や人事制度もほぼ何もなく、ほとんどカオスな状態

ざっくりまとめるとこんな感じだそうです。

ただ、そこまで明確な定義の違いはないので最終的には個人の感覚にはなるかと思います

  

大企業メリット・デメリット

ここでは大企業に入社した際のメリットデメリットについて記載していきます

・メリット1:福利厚生がとにかく充実

これは本当にすごいです。

大企業の福利厚生はえぐいです。

特に金融業界の福利厚生は条件がいいように感じます。

最近では銀行などは斜陽産業と揶揄され揶揄されがちですが、福利厚生や平均年収の良さなどを考えるとめちゃくちゃコスパのいい企業であるのは間違いないです。

僕じしん新卒で証券会社に入社したので、金融業界の福利厚生の良さを実感しております。

例えば、僕の新卒入社した会社の場合は、

・独身者には独身寮があり、1月の家賃は5000円

・結婚していても、13万までの家賃の場所であれば8割負担

・ハワイに保養所がある。

などなどがあります。交通費の試遊などは当然ありますが何と言っても家賃補助がえぐいですね

8割補助ってやばくないですか?
13万円の家に26000円で住めますw

これは地域によって13万円かそれ以上の家賃でも大丈夫かなどは決まっていますが、僕がいた京都支店では13万円までの家賃に対して8割が会社負担でした。

東京なら難しいですが、大阪や京都であれば13万円もあればめちゃくちゃいい家に住めます。

メリット2:転職に有利

大手企業は仕事内容が綺麗に役割分担されているので、大きな裁量のある仕事ができるわけでもありませんし、いろんな経験を若いうちからできるわけでもありません。

極論何かのスキルが身につくかというと、そんなことはないのですが、会社名が有名なのである程度勤めたら転職市場では無双できます。

メリット3:会社基盤が安定している

コロナなどもあって会社基盤が傾いているところもあるでしょうが、大企業は安定しているので、何が起ころうと会社をやめない限り限りほぼ確実に安定した人生が得られます

メリット4:周りに自慢できる

これは結構あると思います。

会社なんて所詮学歴と、その時の面接での印象が少し良かっただけで入れるのに、なぜか「大企業に入れたやつはすごい」みたいな感じになりますよね

僕は就職活動はたまたま成功した方ですが、大企業だからすごいと思ったことは一度もありませんでした。

ですが、周りがめちゃくちゃ褒めてくれるので、それは単純に嬉しかったですね

メリット5:会社の制度が確立されている

これは新卒の大企業を辞めてから気づいたのですが、大企業の制度は本当に確立されています。

毎年福利厚生が変わったりすることはありません。

その分将来の長期的な人生計画を立てやすいと思います

メリット6:残業代は全て出る

ベンチャーなどはみなし残業という言葉がまかり通っています

ですが、大企業ではそのようなことはなく、会社のパソコンの起動時間で勤怠がとられているので、定時を越えた部分に関しては基本全て残業代が出ます

メリット7:変な人がほぼいない

大企業しか知らない人にはピンとこないことかと思いますが、大企業の人たちはある程度の学歴とある程度のコミュニケーション能力があります。

ですが、ベンチャーなどは学歴など関係なくいろんな人がいるので、結構変な人がいます。

大企業は僕の個人的な感覚にはなりますが、変な人はやっぱりほとんどいなかったかなと思います

ある意味多様な価値観が存在せず、みんながみんな同じ幸せの形があるといった感じです

・デメリット1:転勤がいきなり

これに関しては、もはや人権侵害なのではないかと思ってしまうくらい理不尽なものです。

僕は新卒で京都支店に配属されたのですが、当時は転勤が2週間前に知らされる制度でした

7月の転勤時期に差し掛かった時でした。50後半の副支店長に異動事例が出たのですがそれが京都から遠く離れた仙台支店だったのです!

これを僕が聞いた時、本当にこの会社は残酷だなと感じました

もう定年手前の人が京都から仙台に飛ばされるのです。しかも転勤までの猶予は2週間とかですよ

このように大企業ではいきなり異動命令がでます。しかもどこに飛ぶかは本当に分かりません

デメリット2:初期配属支店・部署全てが入社してからしか分からない

初期配属場所、初期配属部署、全てが自分の意思が通ることはなく、会社の都合で決まります

これに関しては金融系の会社だからかもしれませんが、初期配属場所を知るのは入社初日の4月1日で、どこの部署に配属されるかも4月1日に知ります

まぁほとんどの人は営業なんですが、たまに本社勤務とか、総務課とかイレギュラーな同期はいました

それ以上に初期配属支店が4月1日に知るってすごいですよね

僕の時は4月1日に東京の研修施設に当時の同期600人が全員集められて、配属支店が一人ずつ発表されていきます

とにかく会社の駒という感じですね

デメリット3:給与がほとんど年句序列なので、成果を上げようが挙げなかろうが給与はあんまり変わらない

僕はこれが一番嫌でした。

頑張っても頑張らなくても今度貰えるボーナスが変わらないというのは結構理不尽ですよね

そうなったらできるだけが頑張らないほうがむしろコスパ良く感じてしまいます

デメリット4:社内の人間関係が難しい

社内には社会人1年目から、定年間近の上司までいます。

そんな中では流石にいろんな価値観が違うため、色々と会話が難しいように思います

理解できないからといって否定することもできないので、社内の人間関係はベンチャーなどに比べると難しいと思います

ベンチャー企業のメリット・デメリット

メリット1:社内の人間関係がフラットで発言しやすい

ベンチャー企業は働いている人の平均年齢が若く、そこまできつい縦社会ではないことが多いように感じます。実際僕が入ったところや、友達の話を聞いているとそのように感じます

メリット2:昇給昇格しやすい

ベンチャーは社員数が少なく、会社ができたばかりのため、人事制度もいい意味で整っていません。

そのため、目立った功績を上げたら半年足らずで普通に昇級昇格していくことがよくあります

メリット3:今後会社が大きくなれば先行者利益が得られる

ベンチャー企業はいい意味でもまだまだこれからの会社です。

社員数も数名から数十名しかおらず、今後そのビジネスが伸びれ当然社員数も増えていきますが、最初に入っていることで車内で出世しやすく、運が良ければストックイプションを受け取れるかもしれません

メリット4:仕事の裁量が大きい

大企業とは違い、ベンチャーはとにかく人がいません。人がいなければ自ずと一人の業務量が多くなります。結果的には大企業などと比べると、圧倒的に裁量の大きな仕事が出来ます。というよりも、人があまりにも足りないので、やらざるを得ないという感じですw

デメリット1:長時間労働になる

これはある程度仕方ないのかもしれませんが、ベンチャー企業は残業時間がものすごいことになる可能性が高いです。

一人の抱える業務量が多いので、それに比例して仕事時間も膨大になります

デメリット2:会社の制度がほとんど未整備

人事制度や、福利厚生はベンチャー企業に期待してはいけません

家賃補助もなければ、交通費支給もないところまであります。

最近では資産形成でよく話題になるイデコも会社で取り入れているところはほぼありません

デメリット3:転職で有利に働きにくい

その会社で圧倒的な成果を出せていたのならまだしも、ほとんどの人はそんな圧倒的な成果を出すことはできないでしょう。

そうなった時、会社名が有名でなく、やっていた業務内容もいろんな雑務をたくさんやっていただけで特にこれと言って自慢できる実績もない状態ではどこにも転職できないでしょう

デメリット4:会社が不安定

2020年1月からコロナが流行り始め、多くの中小企業は潰れていきました。当然ベンチャー企業のような小さな規模の会社はその影響をモロに受けて厳しい局面が訪れたことでしょう

今後、コロナのような不況が日本に再び訪れないとは限りません。そうなったときに小さな会社はとても不安定です

デメリット5:変な人がいる

最後に上げるデメリットは僕の個人的感想ではありますが、大企業にはほとんどがある程度の学歴とある程度の画一的な価値観の人が多いので変な人はそこまで多くありません。

ですがベンチャー企業は学歴やこれまでのバックボーンがさまざまな人がいます。そのため変な人が多くいます。

敬語が使えない人や、距離感の詰めかたが変な人、などなど、総じて人当たりが失礼な人が一定数います

メガベンチャーのメリット・デメリット

次にメガベンチャーのメリットデメリットを紹介していきます。

メリット1:人間関係が大企業に比べてフラット

これはベンチャーとほぼ同様です。

メガベンチャーは年齢層も幅広く、ベンyター企業よりも平均年齢は若い傾向がありますが、文化的にはベンチャー気質なのでそこまでの縦社会はありません。

誰が言ったかではなく、何を言ったかで評価される世界です

メリット2:会社の制度がそこそこ整備されている

大企業朴ではありませんが、ベンチャー企業よりかはだいぶマシです

家賃補助がある会社もありますし、交通費はほぼでます。また、視覚補助などの手当ても出たり、本の購入費やスタバなどのカフェ代が出るところもあります

メリット3:転職で有利になりやすい

メガベンチャーと言われるような会社はベンチャー企業が大きくなって社会的にも有名になった企業が多いです。そのような企業であれば在籍してある程度いれば、それだけでも転職時に有利に働きます。

例えば、サイバーエージェントや、リクルートなどをイメージすればわかりやすいかと思います。

サイバー出身、元リクなどが転職で有利なのは言うまでもありません。

メリット4:ベンチャーより安定した基盤がある

ベンチャー企業は本当に色々と未整備なので勢いがありますが、その分不安定です。

ですが、メガベンチャーなら安定した基盤がある上で、裁量の大きな仕事が出来ます

メリット5:大企業に比べてチャレンジが推奨されている

大企業は綺麗に役割分担されており、その役割を果たすことを求められますが、メガベンチャーは企業規模は大きいものの、これからもどんどん成長するぞといった風土があります。

そのため、いろんな挑戦が推奨されやすいという傾向があります。

ただ、僕自身現在メガベンチャーで働いていますが、実際のところは挑戦が推奨されるかどうかは上司次第ですね。僕は色々と会社に提案していますが、意外と挑戦させてもらえないことが多いように感じます。まぁ大企業に比べると話を聞いてくれるだけマシですけどw

デメリット1:会社の制度が未整備

ベンチャー企業に比べるとまだ整備されている方ですが、大企業に比べるとまだまだな部分が多いです。

福利厚生や評価制度が毎年変わるなどは普通にあります。

デメリット2:福利厚生は大企業に比べると弱い

大企業のメリットでも説明しましたが、僕が新卒で入った証券会社は家賃補助がすごく、家賃5000円で京都の烏丸御池駅から徒歩2分のワンルームに住んでいました。

これは独身限定の家賃補助ですが、結婚しても13万円までの部屋であれば8割補助の家賃補助制度がありました。

これって単純計算すると13万円の家に26000円で住めるということなので、104000円毎月手取り額が増えているのと一緒です。年間で104000✖️12=1248000円手取り額が増えているのと一緒です。

仮に128000円手取り額を増やそうと思うとざっくり計算しても年収を150万円くらいは増やさないともらえない額です。

やっぱ大企業の福利厚生はすごいです

それに比べるとメガベンチャーの福利厚生は大したことないです

家賃補助があったとしても会社から2駅以内に住んだら3割負担などです。

8割負担の大企業に比べたら天と地ほどの差ですね

デメリット3:長時間労働が普通

これはベンチャーと一緒ですが、会社の規模が大きくても業務量はそれ以上に多く、一人ひとりの抱える業務量は結構すごいので定時で帰るとかは基本ありまあせん。

仕事たのしー!と感じれる人には最高の環境とも言えますねw

デメリット4:実力がない人には居心地悪い

実力主義の風土が根強くあります。

そのため実力がない人、結果を出せない人は居心地がとても悪くなり最終的には休職したり、知らない間にフェードアウトしています。

デメリット5:みなし残業込みの年収

基本給の中にみなし残業というものがあることが多いです。

毎月40時間は残業する前提で前もって残業代を払っているというものです。

そのみなし残業時間いないであれば得した気分にもなりますが、残業代で稼ぐなどがしにくいのがデメリットだと思います。

また、残業をたくさんしていても、そのみなし残業時間を超えなければ追加の残業代は発生しないため、残業代をもらおうと思うと相当な残業を強いられます。

デメリット6:意識高い系の変な人がいる

メガベンチャーはある意味意識たかいけいの変な奴が多いです

横文字ばかり使ったり、成長とか人脈とかを口癖に生きている人が多くいます

僕自身はそう言った類の人が全員苦手なので、できるだけそのような意識高い系の会話になりそうになったらそっと逃げ出します

■僕のおすすめ

僕のおすすめはズバリ、メガベンチャー

理由は3つあります

・1つ目:転職しやすい

・2つ目:大きな裁量で働ける

・3つ目:給与が若いうちから上りやすい

この3つです詳しく解説していきましょう

1つ目:転職しやすい

これに関しては大企業と同じではあるんですが、やはり会社名がある程度有名なところで活躍した実績がある方はその分転職する際に有利に働くのは間違いないです

誰も知らないようなベンチャーでの実績より確実にある程度の規模感のある会社での実績の方が評価されます

それに、大企業よりもメガベンチャーのほうが裁量が大きい仕事ができる傾向が強いため、実際のビジネス戦闘力も大企業よりメガベンチャーの方が早く成長できます

2つ目:大きな裁量で働ける

これも転職しやすいにつながっていくのですが、若手のうちからある程度裁量がある仕事ができるので、当然その分実績を出しやすくなります。

大企業ですと、若手のうちは会議の議事録とりや、備品整備、資料作成などの雑務がほとんどで、実績を作りようがないことがほとんどです。

実際に知り合いのキャリアエージェントに聞いたところ、総合商社の若手1〜3年目くらいが一番転職市場で実績ベースで語るものがないから難しいと聞いたことがあります

3つ目:若いうちから給与が上がりやすい

大企業だからといって給与がすぐ上がっていくわけではなく、むしろ年功序列文化が根強いので、頑張っても賞与に数万円反映されるかどうかといった感じです。

ですが、メガベンチャーは会社の規模が大きいにも関わらず、ベンチャー文化が根付いているので、実力主義の評価制度が多いです。

社員が手を挙げれば挑戦が許される文化があります。

自分でいろんな機械を作り出してそれを実現させていけば、自ずと会社内での評価は高まりますよね

実力主義の文化が根付いているので、年齢ではなく実績で評価されるので頑張りがすぐに自分の給与に反映されやすい傾向があります

■まとめ

大企業・メガベンチャー・ベンチャーといろんなメリットデメリットを語ってきました

これらは僕の独断と偏見なので、100%正解というわけではありませんが、一応全てを経験した僕だからこそ色々わかっている部分もあるので転職や就職活動の参考にしていただければと思います

僕はメガベンチャーがおすすめです!

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